固形化テストと本番の固形化処理について
弊社ではお問い合わせを頂きましたお客様にまずは固形化テストキットをお送りさせて頂き、試験的にお客様の粉塵が固形化可能かどうかを確認させてただいております。
テストの結果が問題なければ「本番の固形化処理」を行います。
ご利用の流れはこちらからご確認をいただけます。
ご利用の流れ
固形化処理の方法について
従来の固形化の方法は高額な機械を購入してお客様自身で処理を行う必要がありました。
弊社では独自に開発した化学的な処理で粉塵を固形化しております。
化学的な方法というと環境に悪そうなイメージがありますが、弊社では環境への不可が少なく、スクラップに溶融する際にも全く影響が無い方法で処理を行っておりますのでご安心ください。
粉塵の固形化処理の工程
弊社の固形処理の工程をお伝えできる範囲内で書いております。
1
粉塵の用意
お客様からお送り頂いた粉塵を一旦、保管用の容器に
移し替えます。この作業の際に異物が混入してして
いないかのチェックも行っています。異物が多い場合
には返却をさせていただいております。
2
粉塵と薬液の混合作業
画像は粉塵と薬液を攪拌機で混ぜた直後のものです。
容器はSUS316Lという耐酸性の容器を使用しています。
この状態で既に化学反応が始まっており、気泡が発生
しています。この状態で一定時間保管します。
3
高温処理
専用の熱風炉にて高温処理を行います。これにより、
粉塵が強固に固形化します。
4
容器からの取り出し
ステンレス容器から取り出します。ここまでの工程で
固形化は終了します。
5
硬度の計測
容器から取り出した固形化した粉塵の硬度を計測します。
一定の硬度が確保できているかどうかをチェックして
います。
硬度が足りない場合はスクラップ業者様に引き取って
もらえないため、薬液を吹き付けた上で高温処理を行い
完全に固形化させます。
6
お客様への返送もしくはスクラップ業者に持ち込み
固形化した粉塵の行き先についてはお客様のご要望に従います。
これにて作業は終了となります。